北十間川

江戸時代、明暦の大火後の本所開発の一環として、農業用水のため1663年に開削された。当初は繋がっていたが、墨田川増水時の洪水被害が顕しく、1672年には堤が築かれ、墨田川と分断された。

1885年に住民の要望で墨田川と再び接続され、これより旧中川と墨田川が最短距離で結ばれ下町の物流に重要な役割を果たしたが、戦後船運は衰退し、重要性が低下した。1978年墨田川と分断され水運の役目をおえたが、2012年東京スカイツリーの建設に合わせて再び脚光を浴びている。

 写真左の細い川が北十間川、右の広い川が旧中川

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