行徳道(塩の道)沿いにある諏訪神社は、1716~1735年(享保年間)灯明寺(平井聖天)の恵裕法印が、出身地である信州の諏訪大社から神霊を勧請したのがはじまりと伝えられいる。境内中央の神殿は明治百年を記念して建てられ1969年完成した。その際旧本殿が境内北隅に移設された。
諏訪神社旧本殿(江戸川区登録有形文化財)
1843年(天保14年)の再建で、外壁彫刻が江戸後期の神殿建築の過飾的な特徴をよく伝えている。境内に御神木のイチョウの木があり江戸川区保護樹である。えどがわ百景になっている。
写真右から龍、唐獅子、鵬:江戸時代後期の精緻な彫刻技術を見ることが出来る。
写真左は ご神木(イチョウ)
平井の富士塚(江戸川区登録有形民俗文化財)
1920(大正9年)頃、旧下平井村の丸星講の人々によって作られた。塚の高さは1.5mである。えどがわ百景になっている。